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喪服の意味 喪に服するということ

古代では、死は穢れ(けがれ)として忌まれ、死者に近しい親族にも穢れは及ぶとして、他との交渉を一定期間遠慮する、服喪の習慣がありました。

その期間、素服(そふく)と言って染めていない麻布の衣類などを着て、喪の期間が明けると、この衣類を脱ぎ、河原で禊ぎをして身を清め、平服に改めるという風習があり、これが喪服の古い形であったと思われます。

素服は、織ったままの布ですから、生成もしくは白地の無地の布で、奈良時代頃までは喪服と言えば白であったようです。

その後、仏教の伝来と共に、亡くなった人との親疎の度合いによって服喪期間や喪服の色、素材など細々とした決まりができ、宮中で用いられるようになったのを期に、黒い喪服が用いられる時期があるものの、明治時代頃まで白が喪服の主流だったようです。

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喪服 正装と略装=正喪服 準喪服 略喪服

喪服は格式によって、3段階に区別されます。
招く側か招かれる側か、告別式か法要かなどにより、必要とされる格式は変わります。

◆正喪服

お葬式で喪主や無くなった方に近い親族の人が着る、最も格式の高い喪服。

和装
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最近では、喪主と、ごく近親の親族のみになってきた和装ですが、女性では染め抜きの五つ紋の黒無地の着物に、黒い帯、帯揚げ、帯締めも黒、草履も布製の黒で、襦袢、半襟、足袋は白。

男性では、羽織・袴で五つ紋の長着。袴は仙台平。袴のヒモと羽織紐の結び方、持ち物が扇子でなく数珠となること、草履の鼻緒が地味になることなどが慶事と弔事で変わる点です。

紋の種類は女性は実家の家紋を付けるという地域もあり、細部は地域差も大きいので親戚の年配の方に確認するのがいちばんかと思います。

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洋装
女性は襟の詰まった、シンプルなデザインのアンサンブル、スーツ、ワンピース。夏でも肘の出ない袖丈のもの。
スカートは膝下からくるぶしまで。肌の露出は最小限におさえて、透ける生地や光沢のある生地も避けます。

スーツの時のブラウスも、黒いものを。白や色柄のあるものはいけません。

喪主の男性は、モーニングが正式。
ワイシャツは白ですが、ベストは黒、ネクタイ、靴下、靴も黒です。

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喪服の時の持ち物・アクセサリーなど

◆持ち物
正喪服ではストッキング、手袋も黒。靴は黒のパンプスで金具の付いていないもの。

お通夜やお葬式が目上の親戚の自宅で行われる場合や、自宅近くの公民館などで行われる場合には、小さくたためる黒いエプロンと黒いソックスを持参しておくのも良い心配りです。

◆アクセサリーなど
真珠のネックレスを着けるのが礼儀のように思っている方もおられますが、間違いです。

正式には、結婚指輪以外の装身具はいっさい着けないのが本来なのですが、黒真珠または真珠の一連の首飾り、およびオニキスなどの黒い石の指輪だけ着けても良いとされています。(二連は不幸が重なるとして、忌まれます)

バッグは数珠やお香典、ハンカチが入る程度の小振りのもので、布製か光沢のない革製の黒。この場合も金具の飾りなどはない物。

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貸衣装・着付け

◆貸衣装・着付け
和装の場合、貸衣装を利用するという方法もあります。
貸衣装店はインターネット上でも探せますし、電話帳にも載っています。

着付けは美容院などで、してくれるところがあります。
最近では喪主とごく近い親族しか和装をしなくなったこともあり、葬儀社や葬祭場のオプションで貸衣装から着付けまで頼めるところもあるようです。

地域別に、貸衣装や着付けのお店をまとめてみますので、ご参考になさってください。

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